大名の路地裏に、
17年目の隠れ家バーが
灯り続ける。
福岡市中央区大名。天神からほど近い、賑やかな街の一角に、ひっそりと佇むアパートがある。養巴コープ(ヨウハコープ)と呼ばれるそのレトロな建物の1階右奥、扉を開けると——そこはまるで森の中のような、別の世界だ。
木を基調とした内装に、薄暗い間接照明。ずらりと並んだボトルと、笑顔のバーテンダー。カウンター6席、テーブル2卓。小さな空間だからこそ生まれる、ちょうどいい距離感がここにはある。
お一人様も大歓迎。ノーチャージで、気兼ねなく扉を叩いてほしい。自分に合ったお酒を見つけ、心地よい時間を過ごしてみませんか。
窓のない扉の向こうは、外の喧騒から静かに切り離された場所。看板は小さく、路地の奥に灯りだけがそっと目印を灯す。誰かに気づかれることもなく、そっと過ごせる時間がここにはある。マスターは多くを聞かない。ただ、いつもと同じ笑顔で迎えてくれるだけだ。